家電が増えてコンセントが足りない、あの場所にコンセントがあると便利なのに、と考えることはないでしょうか。
結論から申し上げますと、コンセントの増設は可能です。
コンセントを増設すれば延長コードを使用した時と比較し、コードが見えなくなる等良いことがたくさんあります。
コードは壁の中を通して延長するので見ためがスッキリです。
今回はコンセントを増設する場合のメリットについて紹介します。
自分でやるのは危険!必ず業者に依頼を
コンセントを増設する手順は様々ですが一番簡単な方法は以下の通りです。
コンセントカバーを外す
コンセントを外してコードを露出させ、取り外す
増設したい箇所の壁にコンセントが入る大きさにくり抜く
コードを延長し、増設部に新コンセントを取り付ける
カバーを付け完了
コードを延長する方法を知っている方にとっては簡単です。
しかしこれらの工事は有資格者がやる必要があります。
「電気工事士」の資格をもった人でなければ工事はできません。
感電や火災などの大事故に繋がることも十分ありますので専門業者に依頼してください。
数万円かかることもありますが、DIYでは絶対にしないようにしましょう。
コンセントを増設するメリット:延長コードが見えなくなりキレイに見える
冒頭でもご紹介した通り、家電を置きたいときに近くにコンセントがないと延長コードが見えてしまいます。
コンセントを増やすことにより、スッキリと綺麗な印象の部屋になります。
コンセントを増設するメリット:思い通りの場所に家電が置ける
「コンセントが遠いから、ココじゃなくてアッチに置きましょ・・・」
なんて不本意な場所に物を置くことになり悲しい気持ちになることもあるでしょう。
しかしコンセントを増設すれば好きな場所に家電が置けます。
部屋のレイアウトもセンスの良い空間が出来上がりやすく、友人・知人を呼びたくなってしまうほどです。
また近年ではスマホをはじめ充電する機器が多いです。充電しながら使用したいテーブル脇やベット脇に増やすことも効果的です。
コンセントを増設するメリット:タコ足配線による火災のリスクが減る
テレビ等の家具の裏側からタコ足配線をしている場合、ほこりがたまりやすく、ショートした場合に火災が発生しやすくなる時があります。
また、タコ足配線時の家電同時使用時にも熱が必要以上に発生し火災に繋がることもあります。
コンセント増やし、タコ足配線をしなくなればほこりがたまる面積も減るので、火災のリスクは減ります。
完全にリスクがなくなるわけではないので、定期的な清掃は必ず行いましょう。
コンセントを増設するメリット:ついでにテレビアンテナやLANも増やせる
予算が少々上がってしまいますが、テレビを置く位置を変更したい場合ではアンテナを伸ばすことも可能です。
同時に施工することもできるので、作業性はかなり良いです。
テレビ移動でコンセント増設を検討している方はむしろこちらの方が良いかもしれません。
インターネット用のLAN差し込み口も増設可能ですが、業者が異なることもあるので事前に確認してください。
コンセントを増設は賃貸でも可能?
コンセント増設は賃貸でも物理的には可能です。
しかし契約条件等で退去時に入居時と同じに戻さなければならない場合があるので事前に不動産会社に確認しておくことをお勧めします。
また、問い合わせの際にOKをもらったとしても、同意書等にサインしてもらった方が良いです。
退去時に担当者がいなくなっている場合や言った言わない等のトラブル防止に役立ちます。
まとめ
コンセントの増設は、部屋の利用方法の変更にも有効で、ご自宅の住み方を無限に広げる可能性も秘めています。
その一方で使用する家電が多くなれば契約電力数を上げなくてはならなくなり、月額電気料金も変動します。
そのことも念頭に置き、必要な場所と数だけの増設が望ましいです。
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