業務用エアコンが故障してしまった場合、修理するか買い替えるか悩みどころですよね。
業務用エアコンの故障したタイミングの経営状況により、良い状態であればより性能の良いエアコンに買い替える、ということも有りかもしれません。

しかし、設備投資をできるだけ安く済ませたい場合は修理して安く済ませたい、ということも考える方が多数でしょう。
実は修理だから安く済み、買い替えだから高くつく、ということが必ずしも発生するわけではありません。

業務用エアコンが故障してしまった場合、修理するか買い替えるか悩みどころですよね。
業務用エアコンの故障したタイミングの経営状況により、良い状態であればより性能の良いエアコンに買い替える、ということも有りかもしれません。

今回は業務用エアコンが故障した際に修理したほうがお得か、買い替えたほうがお得かを解説していきます。

エアコンはいつ買った?まずは購入日と保証期間をチェック

メーカーやエアコンの種類によって保証期間が異なります。
まずチェックするのは以下の項目です。

・メーカー
・製品名
・保証期間
・オプションで延長保証加入の有無
・設置業者の保証期間の有無
・保証書関係

業務用エアコンの保証期間はメーカーや種類によってまちまちです。
大手エアコンメーカーでも商品によって保証期間が異なることがあり、さらにはオプションで延長保証サービスを付加している場合があるので確認してください。
メーカーからの保証以外にも設置業者の保証に加入していれば保証が受けられる可能性もあります。

それぞれ保証期間内であれば、条件を満たしていれば無料で修理サービスが受けられるので、圧倒的にお得です。

故障箇所によって修理費に大幅な差がある

業務用エアコンの主要部分の修理に関しては修理費が膨大に発生します。
故障によって金額は変わりますが、数十万円程度です。

しかし一般の人にはどこが故障したかわかりません。
まずがメーカーもしくは専門業者に修理・見積りを依頼し、故障箇所の特定を行ってください。

故障箇所が「冷媒管」や「コンプレッサー」等の故障であればエアコンの主要部分の故障となるので修理費が数十万円と最も高くなります。

買い替えの場合と近い金額となるのでトータルコストで買い替えの方がお得になる場合もあります。

トータルコストとは?新しい方が結果的に安い?

近年のエアコンは「省エネ化」が進んでおり、同じ時間、同じ設定温度で稼働し続けた場合でも1年あたり7万円~8万円前後の差が発生します。
エアコンの馬力にもより金額は異なりますが、大きな性能を持つエアコンであればその差は歴然です。

買い替え当初は少々修理より高くても5年、10年の将来的にはペイができ、快適に安く使用することができるのです。

購入からどれくらいの期間のエアコンが買い替え時期?

購入から十数年経過している場合には新しい商品が次々と発売されていることから部品等が廃版になっている可能性があります。
その場合は修理を受けることができません。

さらに購入から15年前後経過している場合、省エネ差も歴然ですので買い替えをお勧めします。
省エネ差だけでなく、修理しても他の箇所が故障し再度故障し修理代が発生する、なんてことも珍しくありません。

買い替えにより新しくした方が安く済む可能性が高いです。

修理?買い替え?まとめ

修理をした方がお得な場合
・保証期間内であること
・購入から5年~10年以内であること

買い替えの方がお得な場合
・購入から10年以上経過しており、かつ保証期間外であること
・故障部分がエアコン主要部である場合

業務用エアコンの修理か買い替えの判断は大きく分けて以上のようになります。

古いものを大切に使うことも大事ですが、新しい方が結果的に省エネにつながり、月々の金額や環境にも良い場合もあります。
よく検討なさってご判断ください。

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