マンションやホテル、商業施設、工場などの建物では、配管や樋(雨樋)の老朽化や破損に伴い、定期的な修理・交換工事が必要になります。

配管や樋は、雨水や排水を適切に流す重要な設備です。長年使用すると経年劣化や台風・強風などの自然災害により、ひび割れや破損、詰まり、金具の緩みなどが発生することがあります。そのまま放置すると、雨漏りや外壁の劣化、漏水など建物全体へ大きな被害が及ぶ可能性も少なくありません。

そのため、多くの建物管理会社やビルオーナー様が配管・樋工事を検討されています。

しかし実際には、次のようなお悩みはありませんか?

  • 高所にある配管や樋をどの工法で施工すればよいか分からない
  • 足場が必要と言われ、見積金額が予想以上に高かった
  • ホテルや商業施設を営業しながら施工したい
  • できるだけ短期間で工事を終えたい

実は、配管・樋工事の施工方法は一つではありません。

建物の構造や配管・樋の設置場所によって最適な施工方法は異なり、「足場工事」「高所作業車」「ロープアクセス」の3つの工法を適切に選択することで、工事費用や工期を大幅に削減できるケースがあります。

この記事では、それぞれの施工方法の特徴やメリット・デメリット、費用相場を比較しながら、最適な工法について詳しく解説します。


配管や樋は、建物のさまざまな場所に設置されています。

特に次のような場所では、高所作業を伴うケースが多く、適切な施工方法を選ぶことが重要です。

  • マンションの外壁に設置された竪樋や排水管
  • ホテルの外壁や屋上の雨水配管
  • 商業施設の屋上や外壁の排水設備
  • オフィスビルの外壁配管や排水設備
  • 工場・倉庫の高所に設置された配管・樋

これらは高所であることが多く、安全に施工するためには適切な施工方法を選ぶことが重要になります。


配管・樋工事で選べる3つの施工方法

① 足場工事

足場工事は、建物の周囲に足場を組み、安定した作業スペースを確保して施工する方法です。

外壁塗装や大規模修繕工事でも採用される最も一般的な工法です。

メリット

  • 安全性が高い
  • 長尺の配管や樋の交換作業がしやすい
  • 外壁補修や防水工事など他工事と同時施工しやすい

デメリット

  • 足場設置・解体費用が高額
  • 配管・樋工事費より足場代が高くなる場合もある
  • 工期が長くなる
  • 建物周辺に足場を設置するスペースが必要

費用相場

足場費用は一般的に1㎡あたり700~1,500円程度ですが、部分的な配管・樋工事でも建物全体に足場を設置するケースがあり、総額200万~1000万円以上になることも珍しくありません。


② 高所作業車

高所作業車を使用して施工する方法です。

足場を組まずに施工できるため、比較的小規模な工事ではコストを抑えられる場合があります。

メリット

  • 足場より工期が短い
  • 部分的な配管・樋の修理や交換に向いている
  • 条件が合えば費用を抑えられる

デメリット

  • 作業車が入れるスペースが必要
  • 電線や樹木など障害物があると施工できない
  • 高層階や建物裏側では対応できないことがある
  • 道路使用許可や警備員が必要になるケースもある

費用相場(1カ所あたり)

  • 半日:約3~8万円
  • 1日:約5~15万円

※現場によっては追加費用が発生する場合があります。


③ ロープアクセス工法

ロープアクセスとは、専門の技術者が専用ロープを使用して建物外壁へ直接アクセスし、配管や樋の修理・交換を行う工法です。

高所作業の専門会社ならではの技術です。

メリット

  • 足場不要でコストを大幅削減できる
  • 足場設置・解体が不要なため工期が短い
  • 部分的な配管・樋工事との相性が非常に良い
  • 狭い場所や吹き抜けにも対応可能
  • 営業中のホテル・商業施設でも影響を最小限にできる
  • 景観を損ねにくい

デメリット

  • 建物構造によっては施工できない場合がある
  • 高度な技術と経験を持つ専門スタッフが必要

費用相場

部分施工であれば15万~300万円程度が目安です。


配管・樋工事とロープアクセスは非常に相性が良い

実は、配管・樋工事はロープアクセスが最も活躍しやすい工事の一つです。

その理由は、次の特徴があるためです。

  • 修理・交換する範囲が限定されている
  • 外壁や屋上など高所作業が多い
  • 足場を組むほど大規模な工事ではない

足場を組む場合、修理箇所は一部だけでも、安全確保のために広範囲へ足場を設置する必要があるケースがあります。

一方、ロープアクセスなら必要な場所だけに直接アクセスできるため、無駄なコストが発生しません。

また、工期が短く、建物利用者への影響も少ないため、営業中のホテルや商業施設でも施工しやすいという大きなメリットがあります。


施工方法を限定しない会社へ依頼することが重要

建物の構造や施工範囲によって、最適な施工方法は異なります。

  • 広範囲なら足場工事
  • 作業車が届く場所なら高所作業車
  • 部分施工や高所ならロープアクセス

それぞれ適した場面があります。

しかし、ロープアクセスに対応していない会社では、足場しか提案できないケースも少なくありません。

その結果、本来ならもっと安く・早く施工できたにもかかわらず、余計な費用が発生してしまうこともあります。

だからこそ、複数の施工方法に対応できる会社へ相談し、現場に最適な工法を提案してもらうことが重要です。


まとめ

配管・樋工事では、どの施工方法を選ぶかによって費用・工期・建物への影響が大きく変わります。

株式会社クレストでは、足場工事・高所作業車・ロープアクセスのすべてに対応しているため、現場の状況を確認したうえで最適な施工方法をご提案しています。

特にロープアクセスによる配管・樋工事の施工実績が豊富で、足場費用を抑えながら、安全・迅速・高品質な施工を実現しています。

マンション・ホテル・商業施設・ビル・工場などで、配管や樋(雨樋)の老朽化・破損・漏水・交換工事をご検討中の方は、お気軽に株式会社クレストまでご相談ください。

現場に最適な施工方法をご提案し、建物の状況やご予算に合わせた最善の配管・樋工事をご提供いたします。